2016年4月7日 外国人材活用セミナーを開催しました

外国人材活用セミナーを開催しました。
外国人活躍当日会場

パネルディスカッションでは外国人材活用にむけて政府の制度改正(藤原 豊 氏  内閣府地方創生室次長・国家戦略特区担当)の動きを紹介するとともにパネリストの堺屋 太一氏 (作家、元経済企画庁長官)、梅澤 高明 氏 (A.T.カーニー日本法人会長)、毛受 敏浩 氏 ((公財)日本国際交流センター執行理事)、Phil McAuliffe 氏 ※逐次通訳入り(オーストラリア政府移民・入国管理省移民政策担当官)による活発なディスカッションが行われました。

一部をご紹介します。オーストラリアは移民政策でうまくいっている国の一つですが今回は、駐韓国オーストラリア大使館主席移民政策担当オフィサー兼移民・入国管理担当一等書記官のフィル・マカーリフさんによる「外国人技能労働者の受け入れに関するオーストラリアの経験」についてお話いただきました。

下記部分書き起こしです。
オーストラリアは歴史の若い国ですが移民受け入れに関して長い歴史があります。移民省は1949年に設立し人口を増やすために移民を受け入れています。移民があるからオーストラリアがあるといえます。オーストラリア人の四人に一人が海外生まれです。オーストラリアは移民なしではオーストラリアとはいえないということです。

【第二部】 パネルディスカッション(16:30~18:00)の様子 全編
外国人材の活用に向けて、政府での制度改正の動きを紹介するとともに、企業がどのように対応していくべきかを議論しました。
<パネリスト>
・堺屋 太一 氏 (作家、元経済企画庁長官)
・梅澤 高明 氏 (A.T.カーニー日本法人会長)
・毛受 敏浩 氏 ((公財)日本国際交流センター執行理事)
・Phil McAuliffe 氏 ※逐次通訳(オーストラリア政府移民・入国管理省移民政策担当官)
・藤原 豊 氏 (内閣府地方創生室次長・国家戦略特区担当)

堺屋太一氏 21世紀の日本と移民問題

堺屋太一です
文明論的に日本人の移民に対しての考え方ですが日本は純粋に日本人だけで発展してきた国であるのはまちがいでして移民で発展してきた国であるわけです。
飛鳥、奈良時代からだけではなく17世紀前半に猛烈な勢いで移民がきました。ここで日本文化と思われているもののかなりのものが作られました。元の関係で鎌倉時代は外国人があまりこなくなりました。室町時代になると増えてまいります。宋との貿易が盛んになりました。これらが段々と昂じて関が原の戦いのあとすごい勢いで外国人がやってまいります。この外国人が満州族が中国を征服、明朝がほろびて、有名なのが鄭成功です。日本ではいかにも豊臣秀吉の朝鮮征伐が関係しているようにいいますが技術的なつながりでやってきた外国人が多く各大名の御殿医はかならず中国人、染色は中国人、陶器は朝鮮人でした。
この人達が江戸文化を作ったんです。これらがあまりに大きくなったので江戸幕府は鎖国をせざるをえなかった。 ~以下動画をご覧ください。

当日の資料【堺屋太一氏】21世紀日本と移民パネル

梅澤高明氏 クールジャパン人材の就労ビザ緩和
クールジャパンというテーマで政府、官民ファンドのクールジャパン機構の提案も初期メンバーで参加した梅澤です。一番な市場として食、インバウンド観光、その次にファッション、美容、メディアコンテンツが入ってくるかと思います。
日本文化は日本固有の100%日本から生み出された文化でしょうか?というとクールジャパンの観点からみてもあきらかに違います。クールジャパンと言われているもののおおくは海外から輸入されたエレメントをそのまえから日本に土着化れていたものと混ぜて洗練させて海外から日本発のコンテンツと認められるようになったものが多いです。
たとえばファッションの分野でいうと洋服はもともと輸入でした。川久保玲さんのような方がパリのファッション界を驚かせるようなものをつくった、三宅一生さんも同じです。
 文化輸入はしてきましたが人の輸入はどうでしょうか? ~以下動画をごらんください。

当日の資料 【梅澤高明氏】160407 外国人材活用セミナー

毛受敏浩氏 移民についての3つの誤解と移民政策

移民という言葉は日本でタブー視されていますが3つの大きな誤解があります。国連では一年以上海外に住んでいる人のことを言います。一年以上日本に住んでいる人が移民です。犯罪が増える、というのがありますが、外国人の犯罪も2004年とくらべると49%、半分以下になっています。海外でも移民はおおいですが犯罪は少ないです。シンガポールなどは530万人のうち29%は移民です。移民で国力を高めてゆこうとしております。3つ目は移民政策をおこさないと移民問題がおこるということです。外国人で不法滞在が増えています。正式なルートを作らないと移民問題がおこります。〜以下動画参照のほど。

Phil McAuliffe 氏


当日の資料 【マコーリフ氏】オーストラリア移民省資料

藤原豊氏 「国家戦略特区」と「外国人材」について

当日の資料 【藤原豊氏】特区と外国人材01 【藤原豊氏】特区と外国人材02

 

パネルディスカッション 外国人人材の活用と移民について
世界が人材獲得競争をはじめている現在、日本はどうするべきか? 熱いディスカッションです。